2012 夏 第一弾
~統営ーソウル~
⑪こんなに刺身料理がおいしかったとは・・・
達牙公園で夕日を堪能し、駐車場に戻った。
やはり帰りの足の確保は困難のようで、われわれを待っていてくれるタクシーのおじさんに何人もの人が声をかけていた。
もし、達牙公園に行くなら、昼のバスのある時間ならともかく、足の確保は必ずしてほいたほうがベター!!
夕暮れを感じながら、海沿いをドライブ。なかなか趣深い
素晴らしい景色の後は、おいしい食事。
モテル近く、中央市場近くの刺身店にGOGO。
韓国blogにも数多く掲載されていた店。
ヨンソンフェチッ(ヨンソン刺身店)10:00~22:00
055-643-7956(電話番号を韓国サイトdaumやnaverに入れ検索してください。)
1階は魚類を売っています。2階が食堂の入り口です。
店内からは湾が見えます。ジモッティでほとんど満席状態。活気ムンムン。家族連れ、友人グループなどなど・・・
メニューです。季節により旬の刺身が食べられるようです。
大浪さんのリクエストで、
ハモを注文。そして、のむのむリクエストの
ムルフェと
メウンタンを注文。
すると店のアジュンマが
「2人では注文し過ぎだよ」と・・・しかもメウンタンはサービスで提供されるとのこと。
親切なおばちゃんだ。やっぱり田舎はいい!!
注文を減らせなどと言う店の人は日本ではあまりみかけないどね。
パンチャン。(おかず)
こちらもパンチャン。(おかず)
わさびが日本のものとは違うのがおもしろい~~
このパンチャンは貝類。カニもいます。ゆむしも・・・・我々は苦手ですっ
これもパンチャンの刺身。
食と言えば、全羅南道とよく言われる。
しかし、慶尚南道のこの店のパンチャンは量も多いし、味もgood!
これらのパンチャンはすべて無料でおかわり自由である !!
以前ソウルのとある店で、フランス人観光客がパンチャンを無料と知らずに、「注文もしてない料理でお金をとるのか!」と怒っていたが、韓国ではパンチャン次第で店の良し悪しが決まるらしい。
パンチャンのなかでのむのむ
一押しがこれ!!野菜サラダというのかな??
千切りにされた野菜が放射線状に並んでいる。白い野菜は玉ねぎのさらしたものと大根に見えるでしょ?これは大根ではない。何だろう??そ・そう!!梨です。
えごまの葉や韓国ニラのシャキシャキ緑の野菜と人参、梨などを下の写真のチョコチュで和えて食べる。のむのむがほとんど一人でたいらげた。本当にマシッソヨ~~~~~~~
これが野菜用に少しアレンジしてあるチョコチュ。
チョコチュはコチュにチョ(酢)が混ぜてあり、本来、韓国刺身につけるものです。このチョコチュドレッシングが野菜にマッチして、やめられない~~とまらない~~状態。
また、この安っぽいピンクのおたまが何ともかわいくてイイ。
翌日、市場でおばあちゃん手作りのチョコチュを買ってしまったほど・・・
スーパーに既成のものもあるが、手作り物が食べてみたくって。
水のペットボトルに入っており、超超衛生面を考える方にはおすすできないけど。
帰国後、野菜に和えて食べているが、現地で食べた味そのものでのむのむ的には購入したのは大正解。
こちらが、
ハモ。量が半端ないね。何でも韓国では一尾単位で刺身にしてくれるらしい。
大浪さんによるとハモは日本で食べるより安いとのこと。
ハモは麗水が有名らしいけどね。
もちろん韓国風に葉物に刺身をのせ、チョコチュなどで味付け、巻いて食べた。
こちらが
ムルフェ。
夏の風物詩。釜山で有名らしい。刺身に氷水とコチュジャン野菜、梨などを入れ、夏の暑いときにさっぱりいただくというもの。
刺身に水???絶対合わない。おいしいはずがないと思い込んでいたが、これまた、いけるじゃない!このお店では、水ではなくて
オミジャ(五味子)を入れてくれました。
オミジャを入れ、混ぜてみました。
そして、ご飯も・・・
これが
サービスのメウンタン。
からい!でも、
激ウマ!!
魚のあら煮だから、魚のいいダシがたっぷりでている。
残念なのはお腹がいっぱいになりすぎて、胃に入る余裕が・・・・・
しかしながら、頑張って完食。
良く食べました。ごちそうさまですッ!!
おばちゃんの言った通り、注文を減らしておいて本当に助かった。
実は今まで韓国で刺身を食べたことはなかった。
なぜなら、日本が刺身の本場だからと思っていたからである。
日本の刺身、そして、日本の食べ方が最高だと思っていたからである。
しかも、かれこれ、15年程前にタクシーのおじさんに「夏は生ものは食べないほうがいいよ。食中毒があるからね!」と念をおされたことがあったからである。
それはそうである。日本でも梅雨どきから秋にかけて生ものは気をつけないといけない。
ましてや、旅先で病気になったらつらいだろう!
というわけで、防衛本能が働いて、冒険することはなかった。
しかし、今回、折角、海の町に来たのだからと刺身を食べてみた。
昼のイワシも夜のハモもおいしい。
韓国風食べ方もこれまた実においしい。
郷に入れば郷に従えとはよくいったものだ。
韓国ではコチュで刺身を食べたほうが、わさびよりおいしく感じるのは、我われが単細胞だからか!?
いずれにせよ、またおいしいものに出会えた。
余は満足じゃ!!
われわれのお腹は重たいが、足取りは軽く、もう一か所夜の観光をしようということになった。
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